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2005/04/25

沖縄の強さ

himeyuri

名護に行った次の日は雨の中、南の方を訪ねました。
戦争の戦禍が残る、被害も大きかった場所。

まず、ひめゆり平和祈念資料館に。

沖縄戦と呼ばれる地上戦の悲惨さ。
市民の生活舞台で起きる戦争。

本土上陸を伸ばすために、もう敗戦は確実だったのに、
アテウマとして沖縄は利用された。

このことが60年前という、遠くない過去にあったことだとは。
それなのに、沖縄は強く、明るい。

内地の人間に、権力に、振りまわされた歴史を少しだけ知りました。

そのあと、ひめゆりの学徒隊が赴任した戦争前線の病院跡をみたくなって、
いくつか行ってみました。南風原(はえばる)にも。

「病院」。技術の最先端というイメージが先立つコトバ。
「○○病院跡」と記される壕跡はそれとは似ても似つかないものでした。

そこは岩盤を人力で掘った、ただの小さなジメジメした洞穴。
病院と呼んでしまう感覚が常識では考えられない。
ここに病院の機能が存在したとは・・・。

戦争とは人間らしいものとは遠く離れた異次元の世界のものだと。
でも、人間はそんなことも出来てしまうのだと。

痛い過去をリアルに感じられる、南への訪問でした。

+++

沖縄編はこれでおしまい。
まだ、いろいろ思ったこと、感じたこともあるのですが、いつかの機会に。

ひとの強さもまちの文化も空気も風景も、本土とは違う面がたくさんあって、
はじめて足を踏み入れた沖縄はあたらしい発見の多い、
密な時間を過ごせる地でした。また、ゆっくり行きたいと思います。

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