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2005/11/13

空間に恋して

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象設計集団の樋口氏の講演にお邪魔してきました。
神楽岡工作公司が主催の催し。

講演の企画された場所は京都の居酒屋さん。
お酒を飲みながらのスライド会です。

会はお酒も入って和やかな雰囲気で始まります。

まずは宇宙の話しから。
小学生の教科書を使って、この写真はうつくしい。
これはかっこいい、ここは面白い。と、説明(感想?!)。

今は科学の発達(望遠鏡の進化)で、
どんどん宇宙のいろんなことが分かってきている。
僕らが知っている宇宙の姿はもうズイブン昔のこと。

何が星で何が空か分からないくらい、
無限に星が見えてしまうほど感度が良い、美しい宇宙の写真。

それから人類の進化の話し。
人間が土をどんどん掘るようになって、
これも昔とは違ったことが分かってきている。

稲作は弥生時代、狩猟主体の生活スタイルは縄文時代。
そんな風に教わった記憶がありますが、
この時代に稲作が行われていた可能性が出てきたそう。

人類最古の先祖も僕らが教わったのはアウストラロピテクスだったけど、
それよりももっと古い先祖がいた説もでてきている。

何百万年という途方も無い時間の尺度で、
そんな記録が簡単に塗りかえられている。

宇宙から始まって地球・人類の歴史の話し。
気が狂いそうなほどスケールが巨大なのですが、とても身近なこと。

そして、土の話しに入ります。
アフリカやイランなどのスライドを通して、
そこの生活や建築、文化をお話になりました。
人の営みから自然に生まれる生活空間。生活スタイル。

日本の今の住宅で溢れるキーワード。
なんとかLDKだ。子供部屋だ。寝室だ。
システムキッチンだ。オートロックだ。ピッキングだ。
などと、設計しているのがいかにちっぽけなことか。

大きな流れの中でモノゴトを捕らえる視点を持たないと、
と感じさせられた時間でした。

「僕は今の日本の住宅の全てが間違っていると思う」
という樋口氏のコトバが印象的でした。

「象設計集団」

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