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2006年6月

2006/06/22

サスティナブル

20060619

昔勤めていた事務所のボスに誘われて甲陽園へ。40年前に建てた家を改造する相談。建ててから随分な歳月が経っているはずだけど、建物のメンテナンスがしっかり施していて、大事に建物を使ってきているのが一見して感じます。阪神大震災にも大きな損傷もなく構造体もしっかりしているよう。だけど、さすがに40年前の建物。今の住宅設計の仕様では当然入っているところに断熱材がはいっておらず、開口も大きいので、夏は暑く、冬は寒くて暮らしにくい。で、何とかなら無いかという話し。

このお家の隣りには、増築された家があって、現在オーナーさんはそこで生活している。だけど、老後の生活は昔住んでいた馴染みのある、こっちの旧家のほうでしたいと。空も光も風も感じられる、とっても気持ちよい空間なのでそういうことが起こるのだろうな。あたらしいものが必ずしも優れているのではなく、旧家の空間の魅力がオーナーさんの心に残っている。簡単にスクラップビルドするのでなく、いいものを大事に工夫して使っていくのは大事なこと。オーナーがそういう思考で愛すべき旧家の改装を相談してくれているのだから、そのコンセプトを曲げずにいい改造ができるよう、あたらしい命を与えられるよう。

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2006/06/21

N邸地鎮祭

20060620

お昼より、摂津市の現場へ。二世帯住宅N邸の地鎮祭です。毎度のコトながら地鎮祭がとりおこなわれると、身が引き締まる思い。バーチャルでなくリアルへ。オーナーと工務店さんといい家をつくっていかないと。今日からまたスタートです。

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2006/06/08

「表参道ヒルズ」

200606052

友人の結婚式で東京を探索してきました。「表参道ヒルズ」は震災復興の名建築「青山同潤会アパート」跡の再開発で生まれた複合ショップ兼集合住宅。安藤忠雄氏の設計です。表参道沿いの並木の高さにそろえようという意図で、低層に抑えられた計画は評価されるのでしょうが、200mものガラス張りがつづくファサードはヴォリューム感十分。高さは抑えていても、横方向のヴォリューム感は相当なもの。時がたって、中に入った店舗の顔が見えてくれば、すこしはヤサシイ表情になってくるのでしょう・・・。建物の内部では、吹き抜け周りに店舗の入り口が並ぶ。建築の内に向かったプランで、外にある表参道との関係が薄いなという印象でした。

写真家・兼平氏の青山同潤会アパートの写真集

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2006/06/06

平安神宮・薪能

20060602

京都平安神宮の恒例行事「薪能」へといってきました。場所は平安神宮。境内の野外に能舞台が設置されており、その舞台のバックには平安神宮の姿。古の時代にタイムスリップしたような空間でした。お題は能が二題続いて、コミカルな内容の狂言。最後に薪能では人気の定番(らしい)「土蜘蛛」で締められました。

能舞台を鑑賞するのははじめてでした。予習もしていないし古語言葉の難解さも手伝って、舞台の方はあまり理解できなかったのですが、夕刻の闇の中に薪火の灯された舞台の上で、ゆったりとしたリズムで演じられる世界が涼しげな風と供に心地よかったです。現代とは明らかに違う、時間の流れが緩やかな世界。こんな文化が生まれた古の人たちの心の大らかさを感じます。

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