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2008/05/28

植村直己冒険館

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探検家・植村直己氏の功績を顕彰する施設。クレバスをイメージしたという高さ6mほどのコンクリートの壁で覆われた1.6m巾の一筋の通。その道を挟んで左右両側に展示空間がふたつ、という単純な構成。クレバスに落ちたことはないですが、多少は想像力が働く身としては、建築空間に上手く転化しているように感じました。本物へ似せるのではなくて、あくまで建築空間としてクレバスを表現。(表層を似せる方法はあまり好きではありません。。世の中の建材には、そんなもの多い!)上部から降りそそぐ柔らかな自然光と威圧的に立ち上がるコンクリート打ち放しの壁。それ以外のモノは極力排除されます。時期や時間にもよるのかも知れないけど、光源が見られず自然光だけで明かりとり。次第に両岸が高くなるアプローチ路から建物へ入ると、最初に目に入るのは、上方の簡単には辿り着けそうにない空とそこから注ぐ柔らかな光。ずっと視界の先には出口らしき扉。希望でありながら、困難さを暗示しているのか。

植村直己氏の展示も面白く拝見。海外遠征で氏が使用した装備が大量に展示される。それらに刻まれる数々のキズや汚れから厳しい自然と格闘するヒトの行動が想像される。うーん。自然界は厳しい。し、美しい。ほかにも植村直己が知人に送った手紙やメディアへの登場する姿などを通して、氏の気さくな人間性を感じることができる。もともとエリート登山家ではなく、努力して力をつけた明治大学時代。身ひとつで海外に飛びだし、山へ登り、川を下り、極寒の極地をひとり探検した。インタビューで、「高所恐怖症だから、高いところは怖い。足がすくむ。」と笑って話す植村直己。「探検をして目的地に辿りついても、そこに何かがあるわけではない、そこに行って自分が何か変わるわけでもない。」というようなことを語る。気張ることもなく、とっても自然に生きる、偉大な冒険家と触れあうことができます。

アラスカ、マッキンリー、行ってみたいなぁ。。

植村直己
植村直己冒険館

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