« 唐谷川と八池谷 | トップページ | 建築とまちづくり/2008.7月号 »

2008/09/21

白い街AREQUIPA/アレキパ-PERU③

Arequipa01_2

ペルー第二の都市アレキパ(AREQUIPA)は、近郊で採れる白い火山岩でつくられた美しい街で世界遺産にも登録されているところ。しかもご飯が美味しいという。期待大で訪れた。そしたらば、街は噂どおり火山岩のの真っ白な外壁の建物が並んでいました。海岸線を離れて山岳地帯に入る高所の街(2335mもある!)なので、海際のドンヨリした空の色の世界とは別世界。乾燥している地域なので、日本みたく高いところのほうが、悪天という気候でもなさそう。太陽の光が強く、火山岩の白壁に光が反射して眩しい街の印象。小さな街だったのですが、明るく心地よいトコだったので、予定変更で滞在時間を延ばして街歩きをしてました。

Arequipa03

アルマス広場は街の中心にあり、他の都市の例にたがわず、周りに商店が並び、大きな教会がそびえる。買い物をする人や広場でくつろぐ人、観光客、礼拝に来る人、などなど、人がたくさん集まってくる、物理的にも心理的にもこの街の中心の場所。アルマス広場と呼ばれるこのような場所は、リマ、クスコともにあったけど、ここアレキパは小さな街だけに、この場の求心力が強いよう。

Arequipa04  Arequipa05

教会施設の一部がコンバージョン(用途変更)され、商業施設として再生されていた。ここもスペイン統治時代のコロニアル建築様式で、外部に対しては建物は閉鎖的な顔をしていて様子がよく分からなかったけど、内側に入ると、中庭、噴水、路地、植樹、2階レベルの回廊などなど、変化のある空間構成で楽しげな空間。街区一区画分の規模が実はあったりして、当時はかなり巨大な施設だったのが伺える。そこに店子がいくつか入っている。夜店がメインのようで昼間の人が居ない時間だったので、真っ白の壁に横たわり真っ青の空をしばし見上げてボンヤリと。

Arequipa08

改装中の工事現場。ここでもトラックから白い火山岩が建材として運ばれていた。地元の近くで採れる材料をつかって、建築をつくり、建てた後も、おなじ材料を使ってメンテナンスし長く残していく。そんな時間の積み重ねを経て、素材感が統一された美しい街並になる。建築の形態よりも、素材感のほうが街の記憶に残る。素材のもつ力を感じさせてくれる街でした。

|

« 唐谷川と八池谷 | トップページ | 建築とまちづくり/2008.7月号 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 白い街AREQUIPA/アレキパ-PERU③:

« 唐谷川と八池谷 | トップページ | 建築とまちづくり/2008.7月号 »