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2011年5月

2011/05/29

日本酒餐味「うつつよ」オープンしました。

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前回のブログでも触れましたが、本町・ドブ池筋にある日本酒とお料理のお店「うつつよ」さんがオープンしました。

店主が四国・高松の材木屋の息子さんということで、高松まで訪問して使いたい木を選りすぐりました。ケヤキにサクラにタモなど厚板の広葉樹をアプローチ空間に贅沢に使い、お料理を頂くカウンターやテーブルなども迫力ある1枚板で仕上がっています。

前ブログでも紹介した和紙の床や施主さん施工の染色和紙の壁や建具。漆芸職人さんの手作業による漆塗りのカウンターに踏み板に。地元・香川のアイアン作家さんの作品なども要所要所に使ってみたりと、面白い仕上げやあそびも見られます。

空間もおすすめですが、日本酒の名店「山中酒の店」の元店長のお店ですので、こだわりの日本酒とお料理もモチロンおすすめです。ぜひ、どうぞ。

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2011/05/26

床の和紙貼り

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チャリティーイベントのことでバタバタしていたのですが、本業もキチンとやっております。

今年に入って設計を進めていた日本酒とお料理の店「うつつよ」さん。昨日、オープンしました。ここでは堀こたつの床に当方の自主施工で和紙を貼っています。床に和紙・・・破れない?と思うでしょうか?綾部の和紙職人・ハタノさんの家にお邪魔したとき、和紙が貼られた床の自然な風合いに魅せられて、和紙の強さを教えていただき(工業製品のパルプの入った紙ではこうはいきません)、今回取り入れてみました。元元、和紙も植物、樹と同じ。フローリングがあるのだからとハタノさん。福井県の工芸品に油団と呼ばれる和紙で出来た敷物もありますし、韓国のオンドル床も紙ですね。

使った和紙はハタノさんに漉いていただいた楮100%の手漉き和紙。強度を増すため和紙を3層に重ねています。下地を2層、仕上げを1層、慎重に貼って最後にオイルで濃茶に着色して完成。この和紙の質感、なんともいい味ではないですか。

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2011/05/24

はじまりの日

さて。かなりお久しぶりの更新となりました。
震災以降、なかなか気がすすまないのもありまして。

学生の時にバイクで一度、社会人になって車で一度、東北地方を数日間、周ったことがあります。自然が豊かだけど学生時代すごした北海道とは少し違う、ちょっと影を感じる、重みと深みのある景色。そんな田園・漁村風景が印象的でした。

東北地方のそんな風景や当時訪れた村や町の匂いが頭に残っていて、津波被害の情報が流れてくるたび、その映像とかつての記憶が重なり、何かしなければと思いつつも日常を放棄するわけにも行かず、大阪からは遠いところでの出来事でやれることも少なく、もどかしさを感じていました。

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<デッチバブースは建材フリマとワークショップと、カステラ市、福島特産品市>

震災から2週間程たった3月下旬、そんな同じ気持ちを持っていた谷町6丁目・銅座公園前の店舗の人たちが中心となって、チャリティーイベントをやろう!と「はじまりの日実行委員会」を立ち上げました。それから2ヶ月、刻々と変化する原発問題のことを話したり、子供たちの未来を想いながら、週1回のミーティングを重ねていきました。出展者を呼びかけ、その数はいつのまにか25店を超え、スタッフは総勢100人超。みなの熱い想いが集結。

そして、5月22日、「はじまりの日」が開催されました。

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<蔦谷さんのガレージは音楽舞台>
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<路地ではフリーマーケット>

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<リトルバードさんは公園でカットサービス、絵になる>
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<ぴんぽん食堂さんのたこ焼きも人気>

イベント会場は愛着のある銅座公園でと進めてきて、許可をとるのにも苦労をしたのですが、当日は生憎の雨の予報。でも、やっぱりここで。という思いが強すぎて、あまり良くない予報を横目に公園開催決行を決めたのが裏目。。準備がほぼ終わって空には晴れ間も見え隠れして、予報は良い方に外れそうだ。さーガンバロー!といった直後、はげしい雷雨に見舞われ泣く泣く撤収することに。。

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気を取り直して、雨の日用にと考えていた案で再出発。公園前のそれぞれの店舗の店先と店内を利用して各ブースを分散配置することに。再準備もスムーズに、なんとかカタチになって1時間遅れでイベントが再開。最初は小雨の中、お客さんの入りもまばらでしたが、雨も次第に弱くなり晴れ間も見える頃にはお客さんもだんだん増え、道路に人が溢れだし盛り上がってきました。そうなると店内から店先に出てくるブースもあり、公園に戻るブースもあり、なんとかお天道様の下でやりたいというコンセンプトも70点くらい希望はかなえられて、まずまず。

われわれ建築屋集団デッチバはというと、ワークショップと建材市と福島特産品店、カステラ販売を企画。お箸づくりワークショップを材木屋のトモダチの橘さんにお願いし、構造設計士の杉谷さんにも協力いただいて子供たちの遊べるスマートボール台を用意していただいたりと、内容も盛りだくさんになりました。販売もワークショップも盛況でした。お越しいただいた方、ありがとうございました。

今回のイベントの利益はすべてあしなが育英会に寄付し、震災で両親を失った子供たちの支援のために役立てます。大きな自然災害、巨大な原発災です。長く支援を続けられるよう、未来のことを考えていけるよう、5月22日が「はじまりの日」になるよう、継続してチャリティーイベントを行おうと考えています。

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<アンパンマンや大道芸のパフォーマンスに子供たちも笑顔でした>

あと。。今回の唯一、残念だったこと。

紙管をつかったフラードームつくりを子供たちと皆でやろうと考えていましたが、雨のため断念。イベント終了間際にまったく注目もされないまま、自己満足のために実験的に小さいものをつくってみました。次回はこれの4倍の巨大ドームをつくります~。

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「はじまりの日」HP
「はじまりの日」ブログ

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