連・建築舎

2019/12/02

浜寺公園前の家。リノベーション工事がはじまりました。

浜寺公園駅前の元米問屋をDIY工房付き住宅へと改修する計画は先月より着工しました。現在は玉石+のべ石基礎を鉄筋コンクリートの基礎へと更新するため、建物をジャッキアップし配筋工事が進んでいます。

明治築の古い建物なので、製材もされていない丸太に合わせながら手刻みで上部構造の材を刻む大工さんの姿が頼もしいです。残したかった桁材も丁寧にバラしてもらいました。こういった手間のかかることでも、快く仕事してくれる工務店さんに感謝。

来春完成目指して、年内は土台となる補強工事がメインとなります。事務所としても、かなり構造補強設計に注力した案件で、構造見学会などもやってみたいな、と。
 
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二工区に分かれてのジャッキアップ。まずは奥の半分からジャッキアップ。
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地盤面に近かった既存の柱下端部をカットして、躯体を湿気から守るためにレベルを上げています。
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大工さんの手刻み作業。今あるものに合わせて刻んでいきます。新築プレカットの現場ではこんな姿は見られません。
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使いたかった桁材を生け捕りしてもらいました。
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珍しいダイナミックな木造トラス梁構造の建物です。当時ではかなりモダンであったと思います。

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2019/11/15

オープンナガヤ2019、今年も参加します。

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バイローカルに引き続き、今週末(11/14,15)はオープンナガヤです。大阪長屋が一斉にオープンします。
事務所兼の我が家も普段は見れない奥のほうも2階も公開しています。桃ヶ池長屋のみんなもそれぞれ通常営業ではありますが皆オープンしています(日曜日は月の輪さんはクローズ)。近所にもオープンナガヤ参加の長屋が沢山ありますので、イチニチこのあたりで過ごしてもまだ見切れないくらい。ゆっくり長屋暮らしをのぞきに来てください。

今年初参加のアベノ洋風長屋でも、計画から工事中のイロイロもご説明できます。ぜひ合わせてどうぞ。

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【オープンナガヤ公式サイト】
https://opennagaya-osaka.tumblr.com/
【桃ヶ池長屋FB】
https://www.facebook.com/momogaikenagaya/
【アベノ洋風長屋HP】
https://a-youfu.shopinfo.jp/

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2019/11/13

西裏辻町の京町家改修工事

西裏辻町の京町家改修工事が完成しました。

この先々代から受け継いだ町家をどう活用するか、相談があったのが2年ほど前。コーポラティブ案、シェアオフィスやゲストハウス、それらの複合用途など検討は多岐に渡りました。

住まい手は実はサラリーマン時代に担当させてもらった建て主さんです。そのとき設計させてもらった家が手狭になってきたというタイミングでもあったので、最終的には住宅へと改修することに。

当時は3年目の設計に首を突っ込んでまだまだ技術も足りなかった頃、それでもこだわりの強い住まい手さんになんとか応えようとしていた思い出が。こうやって20年近くたって声をかけていただけることが本当にありがたいことです。 

改修は京都らしい通り土間のある前庭奥庭のある、京町家の雰囲気を残しながら今の暮らし方にもあう新旧がバランスよく混在する空間をめざしています。


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アプローチ空間。
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キッチンスペースは一段レベルを落として前と後ろの庭が見通せるように。
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ダイニングには一枚板ウォールナットの座卓。和室の意匠をそのまま残しています。
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美しい和の空間の二階は夫婦寝室。
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通り土間に面する子供寝室
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2019/10/26

堺・六条通の家にうかがいました。

6月に引き渡した堺・六条通の戸建てリノベーションしたお家へメンテナンスと竣工写真撮影も兼ねて訪問してきました。恥ずかしながら納まりの検討不足でハンモックを吊っていた金物が外れてしまい、鉛直荷重の強度ばかり目に行っていたのですが、子供たちが使うハンモックなので横揺れに対しての納まりが悪かったです。すぐに工務店さんと検討して新たに強度を増した金物で再設置。これなら上手くいきそうです。

リノベーションの内容は、家族生活の中心の場の2階LDK空間を中心に部分改修+だいぶ傷んでいた外装の更新がメインです。内部は部屋が小分けされていました、ツーバイフォー住宅は新築設計の経験がないのですが、在来で耐力と透過性の両者を満たしたいときに採用する筋交いの現しが使えません。壁がどうしても多くなって、子育て世代のお母さんにはツライ家族の様子が伺えないので、見通しよい空間にしたいとの要望。間口は狭小の1間半(2.7m)ツーバイフォーなのでプランニングも制限されましたが、構造壁を残しつつ垂れ壁や階段の壁を撤去し、仕上げの切り替えなども工夫して空間がつながるように計画。

出来上がった空間は、壁はあるものの奥行方向には視線が通る空間になったと思います。イメージの悪かったツーバイフォーのリフォームでもできそうなことがあるなと勉強になりました。

内装は住まい手施工の漆喰塗りをしました。2日間は私たち設計者も助っ人に入り、ご友人たちと左官大会もしました。

隣戸との位置関係を見直し通風・採光のとれる高窓を新たに設け、既設サッシもペアガラスに入れ替え、内窓を設置して断熱強化。天井裏はGW24kを200㎜。3階でも夏の暑さも軽減されたようで今年の猛暑でも風通しも良く快適でしたとの感想もいただきました。今夏の暑さは尋常じゃなかったと思うのですが(毎年同じような感想ですが。。)、それでもそれなりに快適な住環境をつくれたことはうれしく思います。



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外装は白化の著しかったサイディングの上から、再塗装。住まい手のお気に入りのブルーグレー。
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DKの位置を変更しました。バルコニーに面する扉は両開きから片引き戸としてゴミ出しなど利用しやすいように。
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階段室は廊下部分と壁を抜いて視界的には一体化しました。廊下幅も拡げることで、動線空間だけでなく、楽しみの場所になりました。
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DKからリビング方向。分断されていた部屋がゆるやかにつながります。
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2019/09/25

泉佐野・長滝の家へ。

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6月に引き渡しした長滝のお家へ行ってきました。子育て世代4人家族の小さな24坪の平家です。引き渡し後、伺うチャンスがなかったのですが、今回、セルフ工事のお手伝いのご友人たちと一緒に私たち家族も招かれて食事会でした。5家族で20
名足らずくらいが集まり、音楽家の住まい手の子供たちのリクエストに応じた生ギターもあり愉しい時間を過ごしました。ありがとうございました。

リビングと玄関土間を中心に、各部屋にアプローチできるプランで、ある意味ワンルーム状態にもなります。たくさんの人がいても十分受け入れられる空間になっていて、住まい手さんのオープンな人柄が空間に現れている場に身を置かせてもらって、良い家になったなーとシミジミ。

引き渡し後に、実際の暮らしぶりと設計中のイメージがシンクロする、この感じに身を置けることがとってもありがたく嬉しい瞬間です。

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引き渡しのときは引っ越ししながらのバタバタの中だったので、
写真もロクにとっていなく、今回、外観中心に竣工写真もついでに撮りました。

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アプローチ外部から中の様子がうかがえる。
リビングインのプランは家がお客さんウエルカムな表情になるのが良いですね。   

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子供も土間空間でオモチャ遊び。多様な使い方ができる土間空間がオモシロい。

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2019/09/11

第36回住まいのリフォームコンクールで入賞しました。


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第36回住まいのリフォームコンクールにて、丹波・春日町の古民家を鹿肉料理レストラン+宿泊施設へ改修した『無鹿リゾート』(築100年の古民家コンバージョン-複数用途が共存する場所 )がコンバージョン部門の優秀賞をいただきました。http://www.chord.or.jp/tokei/contest_01.html

6年前、所属する都市・建築設計協同組合で取り組んだ、社員寮をコーポラティブハウスへと改修した案件で協同組合の一員として国土交通大臣賞をいただきましたが、事務所単独としては初めての入賞です。

今の建築設計に携わる者として既存ストックの利活用は積極的に取り組むべき課題ととらえ、日々の設計業務に注力してきました。このような評価をいただき大変嬉しく思います。

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2019/09/09

OGスタッフの出産お祝い

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今は福岡在住で時折仕事も手伝ってくれているOGスタッフの帰阪と出産祝いで、事務所でタコパーを開催。子供たちの方が多くなってしまい、1年前まではなかった事務所の景色。彼女たちの成長がうれしい。

ここ数年は自分の環境だけでなく、スタッフの社会環境の変化があっても建築に関われることをよしとして、そんな職場でありたいと思っていました。事務所としても、そんなスタッフとの関係が築けたコトがうれしいです。

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2019/08/01

大阪市立大学の建築学生さんに浜寺公園の現場見学会

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浜寺公園駅近くの明治築の米問屋をモノづくり工房へとリノベーションする計画。設計中で着工はまだですが、これからの時代の建築の関わりとして避けられない、古いものを改修する現場を見せたいと、大阪市立大学・石山先生の講座のお手伝いで現場を案内しました。

明治築110年を越える建物を学生さんたちも興味津々で見学していました。積極的で初々しい質問なども出てきました。

建築の仕事をはじめて20年を数えましたが、まだまだ知らぬことも多く、建築界では若輩ものの部類に入る年代ではありますが、一方で次世代の人材育成も同時にすべき中堅層としての役割も意識しています。こんな機会をいただいた石山先生に感謝です。 

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2019/06/18

和歌山・橋本へ

昨年末にお引き渡しした橋本の家へ。新居暮らしも落ち着いてきたし、よい季節になったのでということでお呼ばれいただきました。

休日ということもあり家族連れでどうぞということで、遠慮なく家族総出でお邪魔しました。子供たちも一緒に木登りしたり庭を走り回り果樹を採ったりと、楽しく過ごさせていただきました。「冬も暖かくて快適に住んでいますよ」と、住まい手さんからのうれしいコトバもいただきました。

庭があって果樹があって、家から外が近くて、家をグルグル走り回ってと、平屋ってやっぱりいいなーとつくづく思います。

設計の時から住まい手さんとつみあげてきた 暮らし方イメージもそのままの生活感で、こういう実際の暮らしの中に身を置く体験ができて、設計時の考え方を思い返すことができるのは、設計者にとってもありがたい体験です。

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2019/06/04

アベノ洋風長屋のホームページ

アベノ洋風長屋のホームページができたようです。
https://a-youfu.shopinfo.jp/ 

町のランドマーク的古い三角屋根の洋風長屋を再生。

ここに集まった人たちの笑顔をみると、
この町に人の暮らしのつながりが、ひとつできたことに、
自分が関われたことがうれしいです。

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↑写真はホームページより拝借。

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